こんばんは、石賀です。
今回は日本の投資についてちょっとお話していきたいと思います。
目次
貯金と仕事が大好きな日本人
日本人は海外に比べて圧倒的に貯金する人が多いと言われています。ちょっとお金に余裕ができたらまず貯金しておく、という人多いですよね。
海外の特に資源のない国、北欧やヨーロッパでは、小学生のころから金融についての勉強をするそうです。お金を得る手段として仕事以外に投資についても学びます。
日本はどうでしょうか。
日本の義務教育では、お金に関する教育は義務教育の中では全くされず、仕事してお金を稼ぐのを当然とする風潮があります。
投資でお金を稼いでる。なんていうとちょっと影口をたたかれたりする。
仕事してお金を稼ぐのを悪いと言っているのではありません。すばらしいことです。しかし、投資もそう悪いことではないのです。
今、定期預金をしたとして、一年で100万円の利息は一体いくらになるでしょうか。異例の低金利が続く中、10年物の定期預金でも年利たったの0.01パーセント。そう、利息はたったの100円。10年おいておいても1000円にしかならない。ばかばかしくなりますね。
本当に今してる仕事は生涯続けられますか？
もし体を壊して働けなくなったら、リストラされたら…どうして生活していきますか？
投資はお金の余裕を生むこともできる
投資はもちろん元金が保証されているわけではないので減ることもあります。
特にきっちりとした教育を受けずにギャンブル的に投資を始めると、飛び切り運のいい人を除いては大体大損するわけです。
車の運転と同じで操作の方法や交通ルールといった基礎を学ばないで路上に行ったら事故するのと同じです。
金融について知識がない中で全くの素人が投資を始めると危険なわけです。
そういう人が圧倒的に多いのが現状です。ＦＸをやるにあたって簡単に考えている人が多く、そういった人は一冊本を読んだだけ、ちょっとインターネットで調べただけで自分の資金を使って行き当たりばったりのトレードをしてしまう。そして大切な資金を失い、ああ、やっぱり投資は怖い。と恐怖感だけ植えつけられる。
きっちりとした教育を受け、基礎が身について自分なりのトレード手法を身に着けて毎月安定的に勝っている人はもちろんいます。
その人たちは苦労なくそうなったわけではなく、一生懸命勉強して、相場について自分なりにルールを決めてそれを守ってトレードしているから、努力したから勝てるようになったのです。
もちろん向き不向きはあります。
投資は幅広いです。株やＦＸだけでなく、先物、金、債券、国債など多くのマーケットが存在します。
その中で自分に合うもの、合う手法を見つけることができれば、もし仕事がなくなったとしても、それで稼いでいくことが可能なのです。働けど働けど給料が少なく満足な生活にならない、と思っている方も貯金よりはるかにいい金利でお金を増やすことができるのもまた、投資なのです。
金融は欲の世界
ここまでちょっと投資について勉強してみようかな。と興味がわいた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お金が稼げるかも、増やせるかも、と期待をした方も多くいらっしゃるのではないかな。と思います。
ここでちょっと気を付けてほしいことがあります。
インターネットなどで投資のことを調べるととても簡単に稼げる、短期間で○○万円！なんていとも簡単に稼げるようになった、なんて手法が数多く出てきます。
先に述べたようにそんな甘い世界ではない、ということだけでなく、初心者を甘い言葉で誘い、お金をだまし取ろうとする輩が多いのもまた金融業界なのです。
中には本当にいいものもあるかもしれません。
私も昔はよく騙されましたが、「月100万稼げる」、なんていう謳い文句で数十万円で手法を教えてもらうと全く使い物にならない手法だったり、月利〇パーセント！という自動売買ソフト（プログラミングされていて自動で売り買いをしてくれるソフト）も多く出回っていますが実際にずっと稼げているようなものは見たことがありません。
いいものと悪いものを見分けることも投資初心者であればあるほど難しく、欲に駆られて高い買い物をしてしまう恐れもあります。
自分で自分の資金を守る意識を持ち、基礎から学び、真摯に投資に向き合うことでそういった落とし穴にもはまらず投資の技術を自分で身に着けていくことが確実な道であると思います。
