今晩は、18タートルズスタッフちりです。
今日は私の確定申告体験で皆様にお役に立つことがありそうなのでブログに書きたいと思います。
私がFXを始めた5年前、最初の2年間は確定申告はしておりません。
当然一年目なんて負けてるわけで、赤字ですが、これを申告して繰り越さなかったために後に非常に大きな損失となるのです・・・。
そして三年目、かなりの利益が出せるようになりました。
確定申告が必要な金額でしたので確定申告のために確定申告書作成コーナーのある会場に行き、確定申告をしました。
ただ出た利益を合算してもって行っただけなのでその利益に対して約20パーセントの税金がそのままかかってしまいました。
三年間なら損失は繰り越せますので、一年目の損失を確定申告しておけば、この出た利益から損失を引いた額に対しての税金のみでよかったのですが、損失を確定申告するという頭がまったくなかった私。時すでに遅し。
本年分の損失は翌年の3月15日までに確定申告しないと繰越は認められません。
また、確定申告書作成コーナーに行けばどこにどう入力して確定申告書類を作ればいいか教えてくれるのですが、FXにかかる経費についてまったく用意していかなかったので経費として差し引ける金額はなく、その年にほとんど控除できる支払いをしていなかったので所得税、市民税はもちろん、国民健康保険量も非常に高くなってしまったのです。
FXにかかる経費には口座振替時の手数料や書籍代、通信費、セミナー受講料やそこまでの交通費も含まれます。(パソコンやモニター、トレード専用の部屋に対する賃貸料に関しては税務署の采配で経費として認められることもあれば認められないこともあるようです。)
今年こそは!しっかり節税するぞ!
と意気込んで私がまずしたことは、未払い分の年金や、高くなった国民健康保険料を支払い、生命保険や火災保険、個人の年金保険などを支払い、その証明書を集めました。FXは国内証券会社での取引分は分離課税なのでパートの収入を非課税レベルまで下げ、保険料などの控除をFXにまわしました。
そして今年は何度も見直せるように自宅のパソコンで確定申告書を作成しました。
努力の甲斐あって税務署的には今年は税金がかからない、という結果になりました。
どうして税務署的には、という書き方をしたかというと、分離課税のFXによる収入は税務署で行う税務上の控除はできても、市民税、国民健康保険料などの算定には反映されるからです。これは提出に行ったときに税務署の職員さんから聞きました。ということは控除よりも経費をしっかり引いておくほうが国民健康保険料や市民税も安くなるということです。
来年の確定申告の準備は今年しっかりしておきましょう!シュミレーションしておくといいですね。
ぜひ参考にしてください。