こんばんは。
塾長の石賀です。
先日アメリカから証券会社の方がわざわざ訪問してくれました。
いろいろお話をお伺いしたところ、今話題の北朝鮮ミサイル、水爆実験の問題について、アメリカではほとんど話題にしていないようでテレビでもあまり取り上げられておらず、関心もないようです。
トランプ政権についてはやはり、不信感が大きく、特にニューヨークなどのもともとヒラリーを支持していたような地域ではかなり反対の声が上がっているようです。
アメリカは米国債の元利が支払えないことでまたデフォルト(債務不履行、破産)危機に陥っていましたが2018年会計年度予算が編成されるまでのつなぎ予算として12月8日まで政府の債務上限(借金の限度額)を引き上げたことでデフォルトは当面なくなりました。これには少し安心した投資家も多いのではないでしょうか。
しかし、このままの状態ではどんどん借金が膨らむばかりのアメリカ。
アメリカの景気のいい話が聞こえてこない中、利上げできるのか!?といったところが焦点になってきます。
今年のFOMCは残り後三回ですが、今年度中に利上げしないだろうとの見方がだいぶ強まっているようです。去年は「来年は年三回の利上げをする」といっていたイエレンさんですがその約束は果たされないかもしれません。
ドル円は先週金曜日に週足のサポートラインであった108円をわりこみ、ロスカットを巻き込んで急落し、一時107円50銭近くまで円高が進みましたが週明けは大きく窓を開け11日22時現在、108円80銭まで値を戻しています。
最近は40ピップス以上の大きな窓が開くことがよくありますが大きな窓は一週間しても埋めてきません。今後の動向に注目です。
9日か11日に東京に向かってミサイルを発射するといっていた北朝鮮ですが今回は何事もなかったですね。
あまりにもアメリカの言いなりになり、アメリカの方を持つ発言を各国でしている安部総理はじめ日本の閣僚に北朝鮮は怒っているようです。
前回の水爆実験でその威力を見せ付け、軍事大国となった北朝鮮は隣国の韓国、中国、そして日本にとって大きな脅威です。
また、為替にも影響しますのでニュースは要チェックです。