こんにちは。石賀です。
先週末はスクールの新規説明会でした。
毎回ご参加いただいた皆様に、何か持って帰っていただこうと世界情勢のお話をニュースより詳しく私見を交えてお話しさせていただいています。
それでは少し、このブログでもご紹介させていただきます。
目次
もともとEUができたのはフランスが中心で作ったのに、なぜこんなことになるんだろう・・・。
フランスの大統領選が今世界で注目を浴びていますね。
候補者の一人、極右政党のルペン氏は父の作った国民戦線団体のトップで差別的な用語が多く、自国第一主義でEUからの離脱を掲げている。極右政党のルペン候補の応援のバックにはプーチン、ロシア大統領がついてるみたいですね。
もともと支持率が10パーセントだったのが20パーセントになっている。
候補者の一人のマクロ氏は中道で、今、EUの中で対立して自国の利益ばかりを優先して戦ってる場合ではない、といっている。今のところ支持率はトップですが、まだどこの正当に投票するか決めていない人が多いようです。
ドイツも半分に分かれていて、人道主義と自国第一主義。
もともとナチスドイツ時代に非人道的なことをした反省メルケル首相は今難民を110万人受け入れていてそれを貫いている。しかしそれに反対する人もいる。
ドイツもフランスも、移民のせいで職を失った人も多く、いい大学を出ても就職できない状況にあり自国の経済が苦しくなっている。
フランスの失業率は25.5パーセント。
フランスのルペン氏が勝てば10月にもドイツの選挙でメルケル氏は負けることになるだろう。
これによって為替は大変動が起きる。
FXで考えられることは、そうなればリスクオフの相場となり、円買いが起こることが想定される。
国際的に有事があれば、円かスイスフランが買われやすいですね。
イギリスは4/18にメイ首相が再度国民投票をすることを発表した。
スコットランドは資源が豊富で今までEU諸国との貿易が盛んで自由貿易をしていたのにEU離脱となるとこの自由貿易ができなくなってしまうため、スコットランドはイギリスから独立しようとしている。
この国民投票は再度EUを離脱していいかを問うもので
まずは下院を解散させないといけないのでおそらく6月になると思われます。
離脱しないとなればユーロ、ポンドの価値が新たに見直されることになると思われる。
イギリスが離脱しないとなれば、ルペン氏が当選したとしても容易にEU離脱を表明しにくくなるだろう。
一番の決め手となるのはイギリスのこの選挙だろう。
EUもあまりにも多くの制約を設けすぎたと反省しているようだし、今回のイギリスがかぎとなってくると思われる。
相場は影響力あるでしょうね。
ついでに北朝鮮のことも・・・
25日に何かうわさの多い北朝鮮ですが、26日に安倍総理とトランプ大統領が電話会談の予定で、27日に安倍総理がロシアに訪問し、プーチン大統領に会う予定になっているようです。
25日に何か仕掛けるにしても難しいのでは。
すぐには北朝鮮も動かないのではないかと思われます。